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2009年5月 6日 (水)

Patent Trends in the Field of Bio-Based Polymerization

バイオベースポリマー関連技術についての特許出願動向

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 特許庁のこの調査(209-04-01)では、バイオベースポリマー関連技術として次の技術を対象としている。

(1)   デンプン、セルローズなどの天然物系ポリマーなどのバイオベースポリマー(SANARI PATENT注: この「ポリマー」の定義が特許訴訟で争われた事例がある。「重合物」「高分子」との異同を明確にする必要がある。)

(2)   ポリ乳酸など生分解性機能を重視したバイオベースポリマー

(3)   バイオ産生物の化学転換からなるモノマー、あるいはその バイオ産生物由来モノマーと石油化学系モノマーからなるバイオベースポリマー

1.      国別特許出願動向

1-1      日米欧中韓への出願件数は1997年頃から増加し、2001~2004年にピークを迎えている。1995~2006年の日米欧中韓への出願件数は17,036件に達し、日本勢が8635件で過半数のシェア(50.7%)を占め、欧州勢、米国勢が続いている。

1-2      1995~2006年の出願について、日本勢の対米国出願(551)よりも、米国勢の対日出願(696)が多い。

1-3      同期間で、日本勢、米国勢ともに、欧州へ最多の海外出願を行っており、米国勢(1317)は日本勢(662)の倍の件数の出願をしている。米国は積極的に海外出願を進めている。

1-4      欧州勢は、米国への出願(448)より日本への出願(516)の方が多い。

2          技術区分別特許出願動向

2-1      日本勢は、容器および包装資材関連の出願件数が最も多く、次いで医療分野、農業用・園芸資材、紡糸、衣料、不織布、皮革など、幅広い分野に出願している。

2-2      米国勢、欧州勢の出願は、医療分野に集中している。

SANARI PATENT所見

 グローバルなエコ時代に即応して、2010年には新規バイオベースポリマーの上市が複数発表され、世界市場規模の急速な拡大が予想される。バイオ原料の食料資源との競合(世界人口現64億人が、毎年7000万人増加の趨勢。1900年には16億人であった)や輸送コスト(ブラジル奥地の事例)など、実際上の課題を考察した特許出願が望まれる。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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