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2009年5月 3日 (日)

Patent Application for Solar Cell by 5 Main Countries 

「平成20年度特許出願技術動向調査結果」(2009-04-01)の考察

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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 標記調査は、「特許から見た日本の技術競争力」と副題され、関心深いテーマであるが、利用した特許統計の年次が最新でないことが玉に瑕である。ここでは、経済危機回復のためグローバルに重点投資される太陽エネルギーの利用のうち、太陽電池の技術に関する特許出願動向を考察する。

1.      太陽電池の関連技術

  太陽電池は、太陽等(SANARI PATENT考察: 比重から考えて「等」を付する必要があるのか、疑問。付するならば、「等」の数値を示すすべきである)からの光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電池であり、温室効果ガスの排出削減に向け、自然エネルギーを利用した電力源の一つとして近年、世界各国で急速に普及している。

 太陽電池は、結晶シリコン型、薄膜シリコン型、化合物結晶系、化合物薄膜系、有機半導体系に分類され、モジュール技術(材料・構造・製造)を中核とする。

2.      特許出願動向

2-1 出願人国籍別の出願動向

 日米欧中韓への2000~2006太陽電池技術出願件数は7970件で、うち日本勢が5449件(684%)を占める。欧州勢1216(153%)、米国勢842(106%)がこれに続き、韓国は230(29%)、中国100(13%)、その他133(17%)である。

3.      日米欧中韓における出願件数収支

3-1 日米欧中韓のいずれにおいても、日本勢の出願件数は最も高いシェアを有する。特に欧州への出願は、欧州勢の日本への出願の25倍以上を出願している。世界へ技術展開するためには、戦略的かつバランスの採れた形で海外に特許出願することが必要である。

3-2 日米欧とも、対韓国よりも対中国に、多数出願している。

4.      太陽電池の種類別出願動向

4-1 結晶シリコン型、薄膜シリコン型は、日本勢の出願が70%以上を占める。

4-2 有機半導体系では、日本勢に続く米国勢と欧州勢の出願件数合計が、日本勢の出願件数を上回っている。

SANARI PATENT所見

 変換効率の向上と製造コストの低減が、国際競争力の要めである。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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