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2009年5月28日 (木)

Demand- Supply of Metal Resources 

鉱物資源について中国の地位

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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 先週の日中経済産業事務次官協議の場で、鉱物資源の供給国としての中国に対する意見が、どのように表明されたか、望月経済産業事務次官の対記者応答((2009-05-25)を考察する。

Q1 鉱物資源の需給の安定について、日中次官協議の場で、供給国・中国に対する様々な意見が日本から出されたと思うが、意見のやりとりについて、どのように評価するか。

A1 鉱物資源の供給については、物にによっては中国が非常に支配的地位を有するものもあるが、国際的には資源メジャーが相当大きな力を持っている分野だろうと思う。国としても、もう少し多様化していると思うので、日中の会議だけで物事が性格づけられるものではないと思う。

 ただし中国との関係では、わが国から見ると幾つかの資源について大半を依存しているものもある。そういったものについては、途中ではいろいろあったが、今後の安定供給について中国側がきちんと取組んでいただけるということは、世界の需給にとっても非常に大事なことである。日本は大消費国もあるから、そういった面で、予てから、日中でこういう問題について明確に話し合う必要があると言っていたところ、中国側の行政改革のようなものがあって間延びびしたものの、専門家会議を含めて再開され、進捗の環境ができつつある。

 日本側から見れば、もう少し資源の高角ソースについて常に心掛け、鉱物資源外交を進めることが、日中の資源外交上も必要である。

Q2 中国からの依存度脱却が長期的目標であったが、特にレアアースなどについては、現状はどうか。

A2 今の質問で、言葉尻を私が捉えるのはいかがかと思うが、主要供給国である中国に向かって「脱却」なんてことは、口が裂けても言えないと思う(SANARI PATENT考察: やや過敏な表現)。ただし、安定供給を図るために多角化していくという面では、それはもっと別のところで努力しなければならないので、ここ数年、ソースの多角化ということは、鉱物資源についてもエネルギー同様、努力を積み重ねている。

Q3 向こうから行政改革の話が出たというが、輸出税撤廃の話は出なかったか。

A3 輸出税については、常に関心をもって意見交換しているが、先方の国策の一環であり、この際、新しいことがあったということではない。

SANARI PATENT所見

 エネルギー価格上昇の趨勢と、鉱物資源価格の動向が同調するか、また国際的対応をどうするか、流動的であり、変動を前提とする企業戦略の運用が必須である。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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