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2009年3月12日 (木)

Study Principle for High School Revised by Education Ministry 

文部科学省が高校の新学習指導要領を発表(2009-03-09)

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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1.知財人材形成の最重要な過程である高校教育について、文部科学省が新学習指導要領を発表した(2009-03-09)。冒頭の一般方針の記述が拡充されたが、知財人材育成上は極めて適切な改訂とSANARI PATENTは考える。すなわち、

「各学校において、生きる力を育むことを目指し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識および技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力を育むと共に、主泰的に学習に取組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない。」

2.例示:「数学Ⅰ」の「目標」改訂

 「数学的活動を通じて、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め、事象を数学的に考察し表現する能力を高め、創造性の基礎を培うと共に、数学のよさを認識し、それらを積極的に活用して数学的論拠に基づいて判断する態度を育てる」と改めた。これに伴って、数学Ⅰの「目標」は、「数と式、図形と計算、二次関数およびデータの分析について理解させ、基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察する能力を培い、数学のよさを認識できるようにすると共に、それらを活用する態度を育てる」に改めた。

 数学Ⅰについて改訂前と比較すると、「方程式と不等式、二次関数および図形と計量について理解させ」に始まるが、「数」、「式」の本質を教え、データ分析の用語が新たに加わると共に、「事象の数学的考察」という概念を登場させている。

 数学Ⅲの「内容」は従来、「極限」から始まったが、改訂要領ではこれを第2項とし、第1項に、「平面上の曲線と複素数平面」と題して、「平面上の曲線が色々な式で表わされること、および、複素数平面について理解し、それらの事象の考察に活用できるようにする」と述べ、媒介変数、ド・モアプル定理、無理関数、逆関数、部分積分法に及んでいる。

3.その他の科目内容にも例えば次のように、新しい要素が見られる。

3-1 全ての教科に「課題研究」の科目を掲げ、産業・技術のイノベーションに即応する。

3-2 教科「農業」に「農業と環境」、「環境緑地」、「水循環」など、環境を主眼とする科目を掲げた。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

High School、文部科学省、学習指導要領、数学

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