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2009年3月28日 (土)

Solar Power Generation Related Industry at Present (2009-03) 

太陽光発電関連産業の現状と市場展望

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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3(承前2009-03-27記事)太陽光発電の現状

3-1 太陽光発電システムには、原料から基板、セル、モジュール、システム化・施工の各段階で、太陽電池メーカーやシステム周辺機器メーカーのほか、住宅メーカー、建材メーカー、ゼネコン、工務店など様々な事業主体が関わっている。また、それらの生産には様々な原料、製造装置、技術が投入され、それを支える非鉄金属、化学、窯業、電子機器などの産業群が、非常に広い裾野をもって存在する。

3-2 さらに、わが国の太陽電池モジュールは、欧州の固定価格買取制度導入国を中心とする旺盛な需要と、国内導入量の伸び悩みを背景として、8割弱が輸出され、輸出産業としての側面を濃化してきた。

3-3 現状では、わが国の太陽光発電関連産業の市場規模は1兆円、雇用規模は12万人となっている。(資料:資源総合システム、太陽光発電協会)

4 太陽光発電関連産業の見通し

4-1 グローバルな競争環境

4-1-1 太陽電池セルの世界生産量が2005年の1,759MWから2007年の3,733MWに、約2倍と急増したが、わが国の太陽電池メーカーのセル生産量は、833MWから920MWへと微増にとどまり、世界シェアは2分の1から4分の1に減少し、中国や欧米のメーカーの追い上げに直面している。

4-1-2 世界的な環境投資意欲の高まりを背景として、わが国の太陽電池メーカーは、2010年時点で現在の世界生産量を上回る規模の生産能力拡充を計画する一方、欧米・中国・台湾の太陽電池メーカーも同様に大幅な生産能力増大を予定している。太陽電池の生産は、グローバル市場における量的な競争優位を目指す大競争時代に突入した感がある。また、このような太陽電池メーカーの動きを受けて、関連製造装置・材料メーカー等の生産拡大の動きも活発な状況にある。(SANARI PATENT考察: 半導体産業については、このような大競争時代を経過して、現在の過剰生産・価格下落・事業整理の事態に至っているが、太陽電池については大競争時代の近未来をどのように考えるのか、示すことが政策立案者の責務である)。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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