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2009年3月23日 (月)

Robotics Market Within 5 Years 

5年以内のサービスロボット市場におけるロボットの機能

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 経済産業省のロボット研究会は、ロボットの機能を、「代替機能」と「独自機能」に分けて考察している。5年以内のサービスロボットの市場では、「作業を代替するタイプのロボット」は、「初期投資+メンテナンス費用」と人のみの作業の「人件費」との比較で検討される(SANARI PATENT考察: 要するに、「ロボットを人の代わりに使うのは、その方が安いかどうかによる、と言っているに過ぎない)。

「ロボットだからこそできるサービスを提供するタイプのロボットは、「何物にも代え難い必要性」で検討されて、B to B市場およびB to C市場のそれぞれにおいて、次のような導入が進むと考えられている。(SANARI PATENT考察: しかし報告を読み進むと、その内容はロボットだからこそできるサービスを提供するタイプのロボットとは、かけ離れている。従って、単に「ここ5年以内のロボット市場」を概観した記述と見るほかない)。

4(承前2009-03-22記事)5年以内のサービスロボット市場

4-1 BtoB市場では、移動系ロボットや、ロボテクを活用した見守りロボットシステムが中心となり、高齢者移動支援、大規模公共・商業施設内移動支援、警備・見守り・観光における新サービスが提供され始める。

4-2 BtoC市場では、既存の電気器具や日常生活用品にロボテクが組込まれたロボテク製品が普及し始める。なお、介護福祉分野におけるサービスロボットの普及は、保険対象化が支援策として有効と考えられるが、まず安全性や実用性が十分に検討された上で費用効果について検討する必要がある。また、給付に際しての判断権者など関係者の協力のもとで普及に取組むことが必要である。

5 5年後から10年後の潜在市場

5-1 BtoB市場では、人と接するロボットの介護福祉分野などサービス施設への導入が進展する。

5-2 BtoC市場では、住環境管理、家事労働支援での市場拡大が進む。なお、介護福祉分野では、個人の利用に関する十分な安全性確保が重要である。

6 ロボット技術開発・事業開発の支援

6-1 低コスト化や安全確保のための技術開発を引続き支援する必要がある。ロボット導入の先行用途開発においては、市場開拓シナリオに沿って技術的課題にプライオリティを付けて技術開発すべきである。また、ロボット単体の構成要素開発においても、市場開拓シナリオを念頭に置いて、実用化のボトルネックになっているセンサー、バッテリーの開発を優先すべきである。

SANARI PATENT所見

 この報告は「中間報告」として昨年末に発表されたが、関係企業の指針として役立っていると思われる。食品や薬品の安全性確保のため、人依存工程をロボット工程に全面的に切換えることは、コストを超える価値をもつが、これもロボットの安全性確実性を前提とする。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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