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2009年3月13日 (金)

Patent Policy Towards Open-Innovation and Globalization 

内閣知財戦略本部が国際経済情勢対応の特許戦略を検討

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

9.(承前2009-03-11記事)内閣知財戦略本部事務局の討議資料

9-1 経済価値の創造

知財戦略を取り巻く状況は、世界金融危機に端を発した経済の減速のもとで、当面の経済危機に対応すると共に、中長期視点からの成長を図ることが必要である。また、グローバル化の進展により国際競争が激化し、技術・コンテンツ・ブランド各分野の革新的知財の創出により、確実な経済価値を創造するイノベーションの形成が重要である。

9-2 オープンイノベーション

特に技術の高度化・複雑化が進展し、市場変化が高速化する環境下で、内部のリソースだけでなく、外部のリソースを事業活動に積極的に活用する、いわゆるオープンイノベーションに向けた取組が進行している。

9-3 内需の振興

現在、海外市場が急速に縮小する中にあって、内需の拡大の重要性が高まっている(SANARI PATENT考察: グローバル化と国際競争激化への対応と並行して、諸国の保護主義台頭を踏まえた内需の振興を必要とする環境下にある。)

9-4 デジタル化・ネットワーク化

他方、デジタル化・ネットワーク化の進展は、イノベーションの構造変化、また著作権を始めとする知財制度の在り方に大きな影響を及ぼしている。これらは知財制度の利用に関する高コストの問題に関連し、一方、フリーソフトウェア、パテントコモンズといったものの活用の広がりも見られる。

9-5 わが国知財の現状と課題

 以上の情勢を踏まえて、わが国の現状と課題を考察する。

9-5-1 イノベーション促進の重要性

9-5-1-1 知財戦略の強化: 近年、わが国の自国特許登録件数は世界第1位を維持しているが、国民一人当たりGDPは米国の4分の3、経済成長率へのMFP(全要素生産性)の寄与度は、米国・英国・仏国等の劣後している。コンテンツ産業の伸び率も低迷している。一部競争力を有する製品を生み出しているものの、総じて、わが国は知的財産を経済的価値の創出に結び付けていないおそれがある。

SANARI PATENT所見

 MFPは、Multifunction Peripheral(多機能周辺装置)に由来する。電子プリンター機器などの部門で多く用いられてきた。わが国特許が包括する先端分野は広汎であるが、例えばケータイについて見ると、国内市場で極めて多機能な製品が続出しているものの、ケータイの世界市場シェアは低い。技術進歩性に偏向して市場戦略に欠けている。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

MEPGDP、国際競争力、コンテンツ、知財戦略

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