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2009年3月25日 (水)

New Guideline for the High Reliability of ICT System 

経済産業省「情報システムの信頼性向上ガイドライン第2版公表

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat 川重対安川・ロボット判決

 情報システムの大規模化・ネットワーク化による情報システムの複雑化が、システム障害の影響範囲を広汎にする事例が増大し、情報システム信頼性向上の新たな取組が喫緊の課題となった。経済産業省(担当:商務情報政策局情報処理振興課)は、これに対処するガイドライン改定を発表した(2009-03-24)。内容(SANARI PATENT要約)は、

1.      情報システム全体が複雑化し、障害原因の特定から完全復旧まで多大な労力と時間を要し、経済活動に及ぼす影響が重大となっている。

2.      今次ガイドラインは、ユーザー企業およびベンダー企業双方の有識者による見直しの結果を改定版としてまとめたものである。

3.      情報システムとは、「コンピュータを用いて構成されるソフトウェア、装置・機器等のシステムおよび処理・記録されるデータ・データベース」を総称する。

4.      情報システム関係者とは、「情報システムの企画、要件定義、開発および保守・運用に携わる発注者、利用者、受注者、開発者および運用者等」を総称する。

5.      情報システム利用者とは、「情報システム関係者のうち、発注側の経営者、利用者、企画者、開発者、運用者および保守者等」をいう。

6.      情報システム供給者とは、「情報システム関係者のうち、受注側の経営者、利用者、企画者、開発者、運用者および保守者等」をいう。

7.      情報システム障害とは、「各事業において発生するサービス停止、機能低下等の障害のうち、ITの機能不全が引き起こす障害」をいう。情報システム障害は通常、情報システムが内包する不具合やシステム動作に係る前提条件の運用環境下における変化等をきっかけとして起こされ、原因としては、「要件の誤り」、「ソフトウェアの誤り」、「調達ソフトウェアの不具合」、「「ハードウェア故障・性能低下等」、「製品間インターフェイスの誤り」、「性能・容量等の不足、「「移行時の誤り」、「運用・保守方法・手順等の誤り」、「情報システム障害発生時の対応の誤り・遅れ」が挙げられる。

8.      システムライフサイクルプロセスとは、「情報システムの企画・要件定義・開発段階から保守・運用段階に至るプロセス全体」をいう。

9.      信頼性とは、「与えられた状況下で、定められた期間中に、そのシステムが提供する機能やサービスが期待通りに動作し、正しい結果を出す性質」をいう。

10.安全性とは、「主として人命、経済活動および国民生活を脅かすことを未然に防ぐ性質」をいう。

11.要件とは、「情報システムが実現すべき事項」をいい、機能要件と非機能要件から成る。

12.機能要件とは、「利用者の要求を満足するために、ソフトウェアが実現しなければならない機能」をいう。

13.非機能要件とは、「機能要件以外のすべての要件(性能、容量、情報セキュリティ、拡張性等)」をいう。(以下次回)

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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