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2009年2月18日 (水)

Various New Types of Trade Mark to be Instituted 

音の商標、味の商標、ホログラムの商標など新たな類型の商標法制化について意見公募

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 新しいタイプの商標に関する検討ワーキンググル-プ(経済産業省産業構造審議会・知的財産政策部会商標制度小委員会:担当・特許庁総務部総務課工業所有権制度改正審議室)の報告書案がまとまったので、経済産業省は、これにについての意見を、来月17日期限で公募している。以下、報告書の内容(SANARI PATENT要約)を考察する。

1.      検討の背景

1-1      インターネットの急速な普及等によって、商品・役務の販売戦略が多様化し、文字・図形・記号による伝統的商標だけでなく、動きや音などから成る新しいタイプの商標が用いられるようになった。諸外国においてこれら新しいタイプの商標を保護する動きが広がり、WIPOでも、その特定方法について各国に共通する考え方がまとめられた(SANARI PATENT考察: わが国の商標制度は、このような国際趨勢からは明らかに遅れている)。

1-2      わが国の商標法は、商標の定義において「文字、図形、記号もしくは立体的形状もしくはこららの結合またはこららと色彩の結合」と規定しており、動きや音等から成る新しいタイプの商標は保護の対象としていない。このような国内外の状況を踏まえて、新しいタイプの商標についての制度整備に取組むことが必要になっている。

2          新しいタイプの商標の類型

2-1      動きの商標: テレビやコンピュータ画面に映し出される動く平面商標や、動く立体商標など、視覚的に認識できる図形等が時間によって変化して見える商標である。

2-2      ホログラムの商標: ホログラムに映し出される図形等が、見る角度によって変化して見える商標である。

2-3      輪郭のない色彩の商標: 図形等と色彩が結合したものではなく、色彩のみから成る商標で、複数の色彩を組合せたものと、単一の色彩によるものがある。

2-4      位置商標: 図形等の標章と、その付される位置によって構成され、標章に識別力がない場合であっても、標章が常に商品等の特定の位置に付されることによって識別力を獲得する商標である。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

WIPO、ホログラム、商標、産業構造審会、識別力

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