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2009年2月23日 (月)

Risk Assessment of Early Stage Venture 

初期段階ベンチャー企業に対するリスク評価

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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1-7(承前2009-02-22記事)(ベンチャーファンドの資金量と比較して、投資対象となり得るベンチャー企業の数が不足しており、その結果これら企業の株価が、既上場小型株の価格以上に割高に評価されている現象を、どう捉えるか、という質問に対して)国内のベンチャー企業についても、特に初期段階の企業を中心として、厳しい資金調達環境にある企業が多数存在する。(SANARI PATENT考察: ここまでの質疑応答を対比すると、ベンチャー資金の需給が逼迫しているのか、供給不足なのか、分からない表現だが、要するに、価値を認められたベンチャーに対しても資金供給が十分でなく、価値を自己主張するその他の侘数ベンチャーに対する資金供給も、別の意味で十分でない、ということと解する)。国内のベンチャーキャピタルのリスクの取り方(投資決断基準)やデユーデリジェンスのやり方(SANARI PATENT注:「忠実義務履行の態様」といった意味)は、どの会社も似通っているので、同様のタイプの資金需要にしか対応できない。

1-8 買収防衛策を上場企業の3~4割が導入するなど、ここ2~3年は外資を排除するような流れになっている。(SANARI PATENT考察:日本企業が外国企業を買収する動きは、円高に伴って益々活発化しつつあるから、取り込む方は非常に受容的で、外国の知的財産も包括吸収している)。外資を排除したことによって外国人による買いが減り、株価が低迷し、結果的に外資に買収される危機を高めるという本末転倒が生じている。

1-9 投資家層の薄さが最大の問題である。1500兆円もの資金を保有する家計部門を中心とするお金の出元に対して思い切った改革を行わないと、悪循環はとまらない。とはいえ、どこをどのように動かしたら良いのか、方策が立っていない。

1-10 昨年までは投資信託の残高が拡大を続けたが、金融商品取引法の施行後、販売が落ち込んでいる。「適合性の原則」が厳格になったことが影響している。(SANARI PATENT注:「適合性の原則」は、証券会社や銀行などの金融商品取引業者が、顧客に対して有価証券等の金融商品への投資を勧誘する際に、顧客の投資知識、経験・資産・投資目的・意向に適合することを要するとする原則)。          

適合性の原則を各銀行が販売ルールとして具体化する際に、コンプライアンス上の要請から、不自然なまでに厳しいルールを定めてしまい、販売量の減少をもたらしている。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

Risk Assessment、ヘッジファンド、投資信託、適合性

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