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2009年2月21日 (土)

New Type Trade Marks in USA 

米国における新タイプ商標:条約と新商標

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

3-2 (承前2009-02-19記事)米国における新商標

3-2-1 保護制度: 標章が対象とする商品・役務を特定し、識別・出所機能を果たすものは、商標として保護されることを原則とする。

3-2-2 識別性:色彩・形状のみから成る商標や香りの商標は、本来的に識別力がないので、使用による識別力の獲得が必要である。製品パッケージから成る商標、音の商標は、識別力が認められる場合には保護対象とする。

4-2-3 機能的商標: 実用目的(Utilitarian Purpose)のあるものは機能的であるとして保護されない(SANARI PATENT考察: この考え方は適切でないが、米国ではこのように考えられていると解されている)。例えば、色彩・香り・形状自体に実用的意味がある場合には、その色彩・香り・形状は機能的であるとして保護されない。

4-2-4 商標の特定方法: 動き、ホログラム、色彩、位置、音、音楽、香り、触覚、味、トレードドレスのそれぞれについて定められている。

4-2-5 商標の権利範囲: 需要者が出所を混同する惧れがある範囲が、商標の権利の及ぶ範囲である。

4-2-6 新商標(非伝統的商標)の類比判断基準は、一般の商標と同じで、出所混同の発生の可能性の有無である。

4.TRIPS協定と新商標の開発

 WTO(世界貿易機関)TRIPS協定(Trade Related Aspects of Intellectual Property Rights)は、「保護の対象」を次のように定める。

「ある事業に係る商品またはサービスを、他の事業に係る商品またはサービスから識別することができる標識またはその組合せは、商標とすることができる。標章自体によっては関連する商品またはサービスを識別できない場合には、使用によって獲得された識別性を商標の登録要件とすることができる。」

「加盟国は、標識を視覚により認識できることを、登録の要件として要求することができる」。

5.商標法条約(Trademark Law Treaty)と新商標

 「この条約は、視認することができる標識によって構成される標章について適用する。」「ホログラム標章、および、視認することができる標識によって構成されない標章(特に音響およびにおいの標章)については適用しない」。

SANARI PATENT所見

 特許庁は商標法改正について意見を公募中であるが、条約関係の知識が一般に普及していないと考えられ、どのようにこれらを考慮すべきか、示すことが望まれる。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

TrademarkTRIPS、ホログラム、WTO

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