最近のトラックバック

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« Charge System of Internet Service Provider  | トップページ | Correspondence to Internet Protocol Version 6  »

2009年1月23日 (金)

Problems on the Depletion of IPv4 Internet Address 

IPv4アドレス枯渇予測への対応

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 Internet Governanceは現在、IP4によってなされているが、IPv412桁の数字から成り、その代替としてドメイン名が用いられている。ドメイン名の構造のうち、グローバルな基盤をなす汎用トップレベルドメインについては、佐成重範弁理士が弁理士会のパテント誌Vol.54.No.4に詳述した。

 IPv4)では、約43億個のIPアドレスしか割り当て得ないため、インターネット普及に伴ってその予測枯渇の解決が課題となった。

17. (承前:2009-01-22記事) 今やわが国の社会経済活動の基盤となったインターネットは、世界的普及の加速によってIPv4アドレスの国際的在庫が2011年初頭にも枯渇すると予測される。IPv4アドレスが枯渇した場合に最も影響を受けるのはサービス提供者である。消費者は、NAT/NAPT等のアドレス共有化技術を用いることにより、最低限の接続性を確保することができるのに対して、外部からアクセスされることを前提とするサービス提供者は、グローバルIPアドレスをサービスごとに確保しない限り、新規サービスの提供やサービスの拡張が極めて困難となる。

18. このため、サービス提供者は可能な限り早期に、サービスのIP6対応を図ることを求めるが、現在行っているサービス提供の仕方によっては、IPv4アドレスの枯渇期までにIP6に対応することが困難な場合もあると考えられ、この場合、IPv4アドレスの市場取引等、IPv4アドレスの再配分に係るルール制定が未だなされていないことから、「既にIPv4アドレスの割り振りを受けている者」を買収する等、IPv4アドレスを追加的に確保する何らかの手段が必要になる。

19. 遡ってインターネットは、1990年代に商用化されたが、当時はその利用形態や将来性が明確でなく、大手通信事業者による接続サービスは提供されていなかった。ISP事業者が利用者と電話回線のアクセスポイントとの間をダイヤルアップ方式で接続することにより、国民に対してインターネットの利用を可能にしてきた。当時はアクセスポイントへの電話料金が距離に応じており、料金水準も現在より高額であったことから、一定の地域単位で事業を展開するISPが多数出現し、定額制の導入等、相互のサービス競争を通じて利用を拡大し、インターネットの普及を見た。

20. インターネット利用を引続き拡大するためには、IPv4アドレスの再配分などでIPv4アドレスをより効率的に利用すること、また、その後継規格であるIP6IP6に切り替えることが急務である。前者は、現在行っているサービスの継続や新規サービスの提供のために、グローバルIPIアドレスが必要なサービス提供者にとって特に重要であるが、IPv4アドレスの国際的在庫の不足を根本的に解決するためには、後者のIP6アドレスへの切り替えが必要である。(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

IP6、アドレス、IPv4、インターネット

« Charge System of Internet Service Provider  | トップページ | Correspondence to Internet Protocol Version 6  »