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2008年10月 4日 (土)

Cooperation With Indian Government For Efficient Use of Coal

NEDO (New Energy and Industrial Technology Development Organization) Cooperation With Indian Government For Efficient Use of Coal:石炭選炭についてインドに協力(3 Oct. 2008経済産業省発表)

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

 インドは、近年の急速な経済成長による電力需要の増大に加えて、石炭の7割以上を発電用に供していることから、石炭需要が著増している。一方、インドの国内炭は灰分含有率が高いため発熱効率が低く、石炭利用に伴う灰処理等等の環境問題が顕在化している。その対策に協力するため、独立行政法人NEDOは、インドの財務省経済局、石炭省石炭局およびMonnet Ispat & Energy.Ltdと、「インドにおける高効率選炭実証普及事業の実施に関する基本協定」を締結した(3 Oct. 2008 ニューデリーにて)

 NEDO技術開発機構は、これまでに中国とベトナムで同様の協力を行っているが、インドでは初めての事業である。

 経済産業省の発表(3 Oct. 2008)によれば、今次プロジェクトの内容(SANARI PATENT要約)は、次のように述べてられている。

(1)インドで採掘された高灰分(40~50%程度)から精炭(平均灰分34%)を分離して、石炭火力発電所の燃料として供給する。日本で実績のある選炭技術を適用することにより、従来型選炭設備と同等の運転コストで精炭歩留りを改善でき、標準的な選炭設備規模(200万トン/)では、年間数万トンの精炭を増量できる。比較的低コストで灰を分離して一定品質の石炭を安定供給することにより、総合的な石炭利用効率の向上を実現するものである。

(2)インドの石炭は、硫黄、燐は少ないが灰分が多く、かつ容易に分離しない特徴を有するが、従来、発電コスト低減のため選炭処理を行わず、含有灰分による輸送効率や燃料効率の低下、煤塵の発生増などの問題が顕在化してきた。

(3)今次プロセスは、一次破砕された原炭を可変波型ジグに投入し、水面を上下に脈動させて、比重差により灰分する方法において、台形波を基本とし、原炭の性状に応じて微妙に波形を調整し、分離性能を高めている。また、再混合を避けるため、境界位置をフロートで検知し、灰分のみを排出できる。

 SANARI PATENT所見

   わが国で石炭の国内生産が盛んであった頃、佐成重範弁理士は石炭行政にも関与していたが、灰分を建設材料に転換するなど、上記プロセスの後工程にも技術開発が行われた。石炭は産地によって個性に富み、日本の技術はオーダーメードの利点を世界各産炭地で発揮できるものと考える。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

NEDO、石炭、選炭、インド、発電コスト

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