最近のトラックバック

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« Asia Contents Project by Kadokawa Group | トップページ | Trading Companies Place Special Emphasis on Mineral Resources »

2008年9月28日 (日)

Noble Metal Business by Matsuda-Sangyo.co:資源の需給と価格変動下における松田産業の貴金属ビジネス

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/ Digital NativeによるITC革新

 原油・天然ガス等のエネルギー資源と素材原料鉱物資源の需給・価格変動に適切に対処することの能否が、諸国経済の明暗を決定するが、先ずもって、それら資源の取得・流通。再生を行う企業体経営の確固たることが、将来計画の前提である。

 貴金属関連事業を源流とする松田産業の業績好調は、この意味で資源ビジネスの一角に顕著な姿を示している。変動が激しいので9月までの業績を見たいが、これは暫く待つとして、本年度第一四半期までの様子を、松田産業の報告は次のように述べている(SANARI PATENT要約)

(1)   貴金属リサイクル事業の主要対象業種である半導体、電子部品業界の生産活動は、本年に入ってから減速感が見られたが、期全体として、前期に比べ高水準で推移した。そのため松田産業の貴金属リサイクル原料の回収量と、貴金属化成品、金ボンディングワイヤ(SANARI PATENT注:半導体パッケージの材料として、高純度金による高品質のループを得る)などの販売量が増加した。

(2)   写真感光材料からの銀の回収は、デジタル化進展により減少した。

(3)   主要取扱製品である金、銀、プラチナ、パラジウムの相場は、一時的な変動はあったが、概ね上昇傾向を持続し、期中平均価格は前期のそれを上回った。(SANARI PATENT注:田中貴金属のデータによれば、昨月8月14日と一昨日9月26日の小売価格\/グラムを対比すると、金30963194、プラチナ57054372、銀58.5950.92)。

(4)   松田産業の取組としては、「金を中心とする増産体制の構築」「金・銀・白金族鉱源の多角化と回収率向上の技術開発」「金ボンディングワイヤーなど高品質製品の製造」等を推進する。

(5)   グローバルサイトにおいては、「we plan to Strengthen sales networks in countries such as Thailand and Singapore.

(6)   松田産業の貴金属関連事業売上高は、2004年3月期の570300万円から2008年3月期15005300万円に、営業利益は162900万円から812600万円に著増し、本年4~6月期は全部門連結売上高5825600万円、営業利益387000万円で、前年同期に比べて、13.8%増、および、91.7%増と著増している。

SANARI PATENT所見

 松田産業の連結会社のうち、ゼロ・ジャパンおよび日鉄マイクロメタルに特に注目する。

ゼロ・ジャパンは、ドイツのALD Vacuum Technologies GmbHと組んで、資源有効活用のためのリサイクリングと有害物質の除去無害化を行い、Zero Emissionを掲げている。

日鉄マイクロメタルは、新日鉄と松田産業の合弁会社で、金属全般について高度な技術開発力を持つ新日鉄と、エレクトロニクス業界と組んで貴金属中心の事業を展開してきた松田産業の企業価値が、相乗効果を発揮しつつあると、SANARI PATENTは考える。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

Matsuda-Sangyo、松田産業、貴金属、Noble Metal、金ボンディングワイヤ

« Asia Contents Project by Kadokawa Group | トップページ | Trading Companies Place Special Emphasis on Mineral Resources »