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2008年9月20日 (土)

Current Status of Japan Brand Strategy

Current Status of Japan Brand Strategy: 内閣知財戦略本部・日本ブランド戦略策定の現状

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

別サイト http://sanaripat.exblog.jp 中小企業のセーフティネット保証

内閣知財戦略本部のコンテンツ・日本ブランド専門調査会が9月の会合を開催(Sept.16, 2008)して、日本ブランド戦略の策定に向けての論点等を検討したが、その項目だけを見ると、また振り出しの議論に立ち返っている感じもする。しかし現実は急速に進展して、日本のデジタルコンテンツはグローバルに愛好され、日本画や懐石料理は流行しなくても、キャラクターや寿司・天ぷら・調味料は流行している。

北京オリンピックに次いで2年足らず後に開催される上海世界博にも、旧造船所をリユースする日本館が予定され、地下鉄に直結した入場口に面する巨大会場に、全館が3分ごとの演出で脈動するパルス博物館という、新たな、先端IT文化日本にふさわしい巨大コンテンツが予定されている。

元経済企画大臣・堺屋太一氏は、上海世界博に関連して次のように述べている(日経ビジネスAug.11, 2008(SANARI PATENT要約)

「日本といえば『和の美』や『匠の技』など古い伝統に走り易いが、21世紀の今、世界語になっているのは『きれイ、かわいい、こもちいイ』。一見は無国籍、超時代、脱性別だが、実は紛れもなく日本、そんな新感覚を私たちは『J-感覚』と呼ぶ。日本発の世界ブランドは、これ以外にあり得ない。」

翻って標記専門調査会が検討する目標は、

(1)日本には数多くの魅力があり、日本人自身がこれを再認識して世界に知らせるべきである。

(2)日本のコンテンツ等に対する世界の関心の高さを活かし、海外でのビジネス展開を強化すべきである。

(3)どのぐらいの経済効果創出を目指すのか、そのためにどれだけの費用と時間をかけるのか、定量的政策目標として掲げるべきである。

また、アクションとして掲げるのは、

(1)総花的な支援策ではなく、ポップカルチャー等の日本が強みとする分野に政資源を集中するなど、選択と集中が必要である。

(2)日本ブランドのコンセプトを明確にして、メッセージを発することが必要である。

(3)日本の良いイメージ(環境、洗練された高品質)を活用した日本ブランドの一層の訴求が必要である。

(4)日本ブランドの分野や対象地域を特定し、それぞれに対応した戦略目的を明確にすることが必要である。

(5)複数の分野が連携した事業を行うことにより、認知度や発信力を高めることができるし、各種イベントの時期を集中することの効果も大きい。

(6)ネットを活用した日本の情報発信を充実させるべきである。

地方公共団体等が行う地域発のブランド発信や観光誘致の政策との連携を図るべきである。

(7)国内外の情報収集や各種調査(日本ブランドのイメージ、海外で効果のあるメディア、ケータイコンテンツが海外で売れない理由など)を行い、効果的な政策立案に活かすべきである。

(8)海外のオピニオンリーダーとの人的ネットワークの構築が必要である。

SANARI PATENT所見

 内閣知財戦略本部案の「ポップカルチャー」が、堺屋太一氏の「J-感覚」を具現しているのではないか。そのような論点を加えることを希望する。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

Japan Brand、ポップカルチャー、堺屋太一、上海世界博、デジタルコンテンツ

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