最近のトラックバック

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« Action Plan for the Realization of Innovated Medicine Industry | トップページ | Current Status of Japan Brand Strategy »

2008年9月19日 (金)

BHP Billiton vs. Rio Tinto Alcan

BHP Billiton vs. Rio Tinto AlcanMETI Vice Minister Mr.Mochizuki Answers to Current Major Problems BHP BillitonによるRio Tinto Alcan買収計画」等について経済産業事務次官の応答

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/ San DiskSamsung、東芝

 天然資源の需要大国で賦存小国である日本にとって、世界最大の鉱業会社BHP BillitonによるRio Tinto Alcan買収計画は、取り分け大きな関心事である。昨日の経済産業事務次官記者会見の質疑応答を先ず考察する。

1.      公取委の会見

1-1     質疑

昨日(Sept.17, 2008)公取の記者会見の中で、「BHP BillitonRio Tinto Alcan買収計画に関して、公取が報告命令を受け渡したいということに対して、BHP Billitonが拒否した」という話があって、そのため公示手続に入るという話があったが、このようにいわゆる大きな買収、株式取得をしようとしているメジャー企業が、日本の公取の意向について拒絶を示すということについて、どういう見解か。

1-2     応答

どういう理由で具体的に企業側の方が行動しているのかということについて、私どもは直接聞ける立場にないので、そこのところについては評価を差し控えたいと思いますが、本件のそもそも買収問題について言えば、特に鉄鉱石といった幾つかの分野について、買収後の姿が競争制約のおそれが大いにあると我々は思っていますので、その面で競争当局(SANARI PATENT注:「独禁当局」と同義)による審査が明確に行われるべきであると思っている。

従って、この個々のプロセスに私どもは、いまコメントしませんけれども、明確な形で日本の独禁当局も引続き対応することは重要であり、私どもはそれに期待している。併せてEUなどにおける独禁当局の審査についても、本件についての問題点を十分に聴取して、この問題の解決につながるような判断を示すことを期待する。

2.      BHP Billitonの「拒絶」

2-1 質疑

コメントしにくいかも知れないが、BHP Billitonの拒絶のような態度が、いわゆる競争法に反しているかどうかということの、審査等に与える影響について、所見はどうか。

2-2 応答

審査する人の心境について私どもは想像することができないけれども、極めて重要な課題に関するから、明確なプロセスに従うことが基礎であり、毅然とした対応が重要と思っている。

3.      EUとの関係

3-1 質疑

EUは本件の審査を年内終了の意向のようだが、先方(SANARI PATENT注:この場合はBHP Billiton)から明確な情報提供がなされるという前提ではあるが、日本としてはこの件に関して可及的速やかに審査に入りたいと思うが、大体どの程度の期限で審査を終えたいという考え、ないし見通しか。

2-2 応答

私どもで審査するのではないから、そういうものはない。ただし、当然これは買収が行われて問題が生ずるわけだから、その面で日本の当局の今後の判断は、実際に我々が今おそれているような事態が起こる前に明確に行うことが必要である。

4.      SANARI PATENT所見

BHP Billitonは、Rio Tinto AlcanおよびAnglo Americanと共に全世界的3大鉱業会社の一つ、特にその中でも最大企業と目され、今次買収計画の帰趨は世界産業の構造に影響する極めて重要な事態であるとSANARI PATENTは考える。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

BHP BillitonRio Tinto AlcanAnglo American、経済産業事務次官、公取、EU

« Action Plan for the Realization of Innovated Medicine Industry | トップページ | Current Status of Japan Brand Strategy »