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2008年7月31日 (木)

KYOCERA Develops New Material Platinum 505

Jewel Business of KYOCERA Develops New Material Platinum 505: 京セラが「自社ブランド宝飾商品に新素材「プラチナ505」を初採用」と発表

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ 東芝の知財報告書(20080730記事)

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ PANASONICの特許公開(20080730記事)

別サイト http://sanaripat.exblog.jp 三尾美枝子弁護士の内閣知財戦略本部調査会におけるブランド論(20080730記事)

 京セラの4~6四半期業績報告は、売上高が33175800万円で、対前年度比5.2%の増を示した。要因として次の事項を挙げている。

(1)  パーソナルコンピュータの生産活動は堅調に推移

(2)  ケータイ端末は、欧米市場で高機能端末の需要が鈍化

(3)  中国市場においてケータイの生産調整

(4)  石油代替で太陽エネルギー市場は活発に拡大

 京セラが宝飾の分野でも新製品・新素材を開発していることは、グローバルブランドの一層の高揚に資するところ大と考えるので、昨日の同社発表を記録する(SANARI PATENT要約)

1.京セラは、自社開発の新素材「プラチナ505」を、自社ブランドの宝飾商品に初めて採用した新シリーズを発売する。京セラが展開するアクセサリーブランド「LilLili(リルリリ)の新たなラインアップとして追加されるMarriage Ringの「ブライダルコレクションプラチナ505シリーズ」である。

2.このシリーズに採用している新素材 「プラチナ505」 は、プラチナの含有量を50.5%に抑えながらも、一般的なプラチナ素材(プラチナ含有量85~100%)と同等の硬度と風合いを実現し、低価格でプラチナの魅力を楽しめる画期的素材である。希少金属の価格高騰から、宝飾業界においても新素材として認知が広まり、京セラは、大手ブライダル専門店、百貨店を通じて、宝飾市場のこの素材を提供しているが、今回、京セラの自社ブランドとして初めて使用する。

3.元来プラチナは、産出国が少なく、原鉱石における含有量も僅かな希少金属であるが、最近、供給の不安定化により、市場価格が3年前の平均2997/グラムから本年6月には平均7079/グラムに高騰している。しかし、プラチナの、輝く白金色と無変色・無変質性の人気は高く、京セラは低価格で高品質な宝飾として、自社ブランドと、他社への素材供給の両面から市場に応需する。

4.SANARI PATENT所見

基礎産業界からの宝飾分野開発における自社ブランド販売では、三菱マテリアルが既に著名である。内閣知財戦略本部は現在、日本ブランドのグローバル市場展開を「分野横断的」に進めようとしているが、個別企業において、ブランドの統合と対象拡大によるイメージの高度化、強化を展開することが先決である。

京セラが「低価格」を強調していることは、極めて時宜に適する。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

KYOCERAPlatinumJewel、京セラ、三菱マテリアル

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