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2008年3月27日 (木)

Trans Pacific Express by NTT Com

Trans Pacific Express by NTT Com:「日中米間を結ぶ新光ケ-ブル Trans

Pacific Express 建設」(2008-3-25 NTTコミュニケ-ションズ発表)の意義

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ 自動車電装品・ユ-シンの「選択と集中」(2008-3-27記事)

 情報流通におけるADSL回線の利用が、動画送受信等の著増に伴い、電送速度の間歇的低下により妨げられていることは最近の重大事である。ADSLから光ファイバ回線への転換は現に進行中であるが、大きくグロ-バルに考えて、日中米間の大容量広帯域情報通信インフラとして、新海底光ケ-ブルの建設計画がNTTコミュニケ-ションズにより発表されたことは、世界経済の約4割を占めつつある大広域の情報流通インフラとして意義深い。

 今次NTTコミュニケ-ションズ発表の要旨を先ず要約する。

1.        NTTコミュニケ-ションズは、最近の国際間トラフィックの急増に対処するため、各国主要キャリアと共同で、日本・中国大陸・韓国・台湾・米国間を結ぶ新大容量光海底ケ-ブル建設を合意した。

2.        このケ-ブルは、既に第1フェ-ズとして中国大陸・韓国・台湾と米国間のダイレクトル-ト(南ル-ト)を建設中で、今回第2フェ-ズとして日本を経由するル-ト(北ル-ト)を建設するものである。日本における陸揚局は首都圏に近い新丸山局(千葉・南房総に新設)とし、他の主要ケ-ブルとの接続性を確保する。

3.        NTTコミュニケ-ションズは、この共同建設に参加することにより、アジア域内および米国向けの保有ケ-ブル容量を強化すると共に、日本・中国を含むアジア地域および米国向け通信のケ-ブルル-ト・陸揚局まで含めた冗長化を確保し、より信頼性の高い国際ネットワ-クを構築する。(SANARI PATENT 注:「冗長性」の有用性について、一般向け解説が必要)

4.        今次計画の総延長は約1万8千km、最大容量5.12Tbps、参加企業は、日本→ NTTコミュニケ-ションズ、中国大陸→ China Telecommuni-

cationsChina Network CommunicationsChina United Telecommu-

nications、韓国→ KT Corporation、台湾→ Chunghwa Telecom、米国→ AT&Tである。

5.        運用開始予定は、第1フェ-ズが2008-8、第2フェ-ズが、日中間は2009-4~6、日米間2010年初である。

6.        SANARI PATENT所見

    KDDIGoogleなども同様の計画を発表しており、光ファイバ回線の太平洋域・海底敷設、保守(接続の船上作業など)の蓄積技術が競い発揮されることが期待できる。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

NTT Com、海底光ケ-ブル、中国大陸、韓国、台湾

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