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2008年3月 4日 (火)

ORIX in India インド事業の展開

ORIX in India インド事業の展開:オリックスがインドの製鋼会社に資本参加

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://www.doblog.com/weblog/myblog/82816 日中英の放送大学(2008/3/3記事)

  オリックスの第3四半期事業報告を受信した。注目されるのは、インド事業の展開で、わが国製造企業の動きが急速に変容・拡大している相手国である。

1.Maithan Ispat Limitedへの資本参加

1-1 オリックス発表(2008-2-27)の内容(SANARI PATENT要約)

1-1-1 オリックスは、オリックス出資グル-プのベンチャ-キャピタル投資会社であるIL&FS Investment Limitedと共同で、インドの製鋼会社Maithan Ispat LimitedMIL)に資本参加した。

1-1-2  Maithanグル-プは、東インド最大のセラミック・合金鉄メ―カで、オリッサ州において製鉄所を建設中である。Maithanグル-プの一社であるMILは、オリッサ州で豊富に産出する鉄鉱石と石炭を使用して、インド国内でインフラ建設用等に需要が増加する形鋼を生産・販売する。

1-1-3 オリックスは、インドを始めアジア・中東各国における投資銀行業務のさらなる強化により、現地法人の収益力を強化し、事業を多角化する。

2.今次オリックス事業報告におけるインド事業(SANARI PATENT要約)

2-1 オリックスの海外事業展開の特徴は、現地のパ-トナ-と共同で、その国の状況に即応しつつ事業を展開することである。IL&FS(1-1-1)は、インドの有力銀行が共同出資しているInfrastructure Leasing and Financial Serviceの業務を行い、オリックスはこれに出資して同社と共同で様々な事業を行っている。

2-2  IL&FSは、交通、電力、環境、水道、港湾等のインフラプロジェクトにおいて、開発、建設管理のみならず、投融資のアレンジに至る広汎なサ-ビスを提供している。また、昨年、日印間で合意されたムンバイ・デリ-産業大動脈構想において、インド政府のアドバイザ-に起用されるなど、インドを代表する企業である。

2-3 OAIS(ORIX Auto Infrastructure Service)社は、オリックスが得意とする自動車リ-スを推進するためIL&FSと共同設立した。その後、レンタカ-、建設機器のレンタル事業に進出している。昨年5月には、デリ-においてインド初の無線タクシ-事業に進出するなど、事業を多角化している。

2-4 教育関連サ-ビス事業を行っているIL&FS Education and Technology Service社、電子化された株式保護預りやカストディ業務を行っているIL&FS Securities Service社にも、IL&FSと共同で出資し、様々な事業を展開している。

3.SANARI PATENT所見

  野村證券・東洋経済の会社四季報はオリックスの特色を、「総合リ-ス国内首位、金融サ-ビス多角化や海外展開で先行」と頭書しており、オリックスも、自社商品サ-ビスを「投資信託、eダイレクト預金、投資用マンション、オリックス証券、生命保険、医療保険、住宅ロ-ンなど」と列挙している。

 「リ-ス」を社名に掲げる「興銀リ-ス」の複合金融と、対象を異にする点など、関連記事http://sanaripatent.blogspot.com/ 興銀リ-ス(2008/3/1)と総合して、総合リ-ス、複合金融の全体像を把握すべきである。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

ORIX IndiaIL&FSMaithanグル-プ、リ-ス、オリックス

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