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2008年3月 8日 (土)

NTT Comments onNGN

NTT Comments on Next Generation Network: 総務省に、NTT「次世代ネットワ-ク接続ル―ルの在り方」意見(2008-3-7総務省発表)

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ 米国における「IT産業と医薬製造産業の対特許制度特異性」(3/8)

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ ソフトバンクの対総務省意見(3/7)

1.NTTの立場(SANARI PATENT要約)

1-1  急速なIP化・ブロ-ドバンド化が進むICT分野においては、今後も様々な技術革新や、事業者の創意工夫によるビジネス展開が期待される。NTT東西がこれから構築する次世代ネットワ-ク(NGN)も、国際標準化動向やユ-ザ-ニ―ズの多様化・高度化を踏まえつつ発展拡大するものであるから、技術的にも、サ-ビス面でも、予見が困難である。

1-2   従って、NTT東西の、NGN および「NGNを用いた事業展開」については、基本的に自由とするアプロ-チを採るべきである。

1-3   現時点では、接続相手のネットワ-クについても、具体的なサ-ビス内容だけでなく接続の機能やプロトコルも未だ明らかになっていないなど、具体的に接続の在り方を論じ得る段階に至っていない。このような段階で、単なる「おそれ」・「蓋然性」だけで具体的な接続要望(実需)を前提とせずに、先回り的な規制を課し、市場として既に成熟した電話における接続ル―ルを、発展途上のNGNにそのまま適用するとすれば、柔軟なネットワ-クを構築して新たな開発を進めようとしている事業者の意欲は削がれ、NGNによる多彩なブロ-ドバンドサ-ビス展開の芽が開花できないこととなる。

1-4   従って、NGN接続の規制の在り方を検討する際には、「懸念を払拭するメリット」だけでなく、「事業展開の硬直化のデメリット」も考えることが必要である。

1-5   NGNは大きな発展の可能性をもつ最先端分野であるが、わが国は世界に先駆けてこれに取組み、ブロ-ドバンドサ-ビスの中でも特に高速・大容量のニ―ズに対応できる光ファイバのサ-ビスは、諸外国より低廉な料金で提供され、現在、世界で最も普及している。このように、民間主導で進んできている状況下では、国際競争力の観点からも、NGNの成長・発展を促進し、その効用を最大限引き出すことが必要であり、厳格なル―ルを導入することは不適当である。

1-6   仮にNGNについて接続ル―ルを検討する場合にも、電気通信審議会答申案のようにNGNに画一的な接続料を設定することになれば、世界的に見て、IPの世界ではピアリング(SANARI PATENT 注:インタ-ネットサ-ビスプロバイダの相互ネットワ-ク接続によるトラフィック交換)やトランジットといった形態で取引が行われ、国境を超えてエンドエンドで料金を回収することが現実的でなくなっている中で、日本独自のル―ルを作ることとなり、世界のIP網の中での孤立化を招き。国際競争から取り残されるおそれがある。

2.SANARI PATENT所見

このサイトの2008-3-7記事(楽天のNGN意見)および

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ (ソフトバンクのNGN意見)には、NTTの接続料金設定等における立場の強化を警戒する趣旨が察しられ、NTTは「そのような「おそれ」への対応が適切になされるよう、意見したものと解する。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

NTTNGN、総務省、ブロ-ドバンド、ピアリング

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