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2008年3月 2日 (日)

Nano Miracle of Wool 日本毛織

Nano Miracle of Wool 日本毛織: Plasma Black Pollen Blockなど:「ナノ技術から生まれた日本毛織の新ウ-ル素材」プラズマ黒や花粉ブロックに注目

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ 興銀リ-スの複合金融(08/3/1)

11月末決算の会社は比較的少数だが、その一社・日本毛織の業務報告を受信した。設立111年余の伝統を誇るニッケであるが、新製品・新分野の開発が注目される。

 売上高について、「M&Aの早期実施により、1年前倒しで1000億円を達成した」と述べているが、「1000億円企業」は、ブランド価値付加の一要素と考えられる。

1.        Nano Miracle by Wool

1-1 日本毛織は次のように説明している。〔SANARI PATENT要約〕 

 「ウ-ルは特にナノ技術の応用に適した性質を有し、他の物質との分子レベルでの融合が可能なミラクル性を秘めている。」

1-2  「例えば日本毛織は、「ナノレベルで低屈折率被膜のプラズマ黒を実現した。この大気圧プラズマ技術は、現在特許出願中であるが、ブラックフォ-マル素材に応用し、自然に近い状態を保ちながら、プラズマで処理した織物に、ナノレベルの極薄低屈折率被膜を均一かつ強固に分子結合させることにより、マチュラルな風合いと、深く濃く吸い込まれるような「プラズマ黒」を実現した。」

1-3  「また日本毛織は、「ナノミラクルの新シリ-ズ」として、「花粉ブロック素材」を開発した。これは抗アレルゲン抑制機能を有するアレルバスタ-(積水化学工業が開発)をナノ加工技術で複合し、さらに、花粉の脱落率を90%以上にしたものである。」

1-4  「このほか、チタンツインは、超微粒子のチタンをスパッタリング技術で付着させたス-パ-スッパッタリングクロスと上質ウ-ルの複合素材で、人体が放出する赤外線をチタン微粒子がキャッチし、衣服内を保温する。」

2.日本毛織の特許公開事例も、次のように注目される。

2-1 「染色布帛とその製造方法」(特許公開日2007-11-8

親水性が高く、その持続性もあり、染色物の深色かつ濃色化を更に高めることが可能な染色布帛とその製造方法を提供する。

2-2 「複合撚糸およびこれを用いた織編物」(特許公開日2006-10-26

毛羽が少なく、通気性と太陽光線遮蔽性が高く、清涼であり、主として夏物衣類に好適な複合撚糸およびこれを用いた織編物を提供する。

3.        SANARI PATENT所見

中国における織物一貫生産性体制の強化、中国・欧米への販路拡大、高機能素材の商品化から、ペット関連事業(SANARI PATENT 注:わが国ではペットの員数が子供の人数を上回った模様)に至るまで、事業と研究開発努力の積み上げが、財務成績の逐年向上に結実していると見受けられる。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

Wool、日本毛織、チタン、プラズマ加工、中国

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