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2008年3月21日 (金)

Microsoft Innovation By Open Research

Microsoft Innovation By Open Research:米国のオ-プンイノベ-ション状況:

SANARI PATENTは「Patent Open(or Closed) innovation」の用語を推奨

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ クロ-ズド・イノベ-ションとオ-プンイノベ-ションの組合せ知財戦略(2008-3-21記事)

  MicrosoftWindowsOSの1部をオ-プンソフトウェアとする旨を発表し、従来、特許権による独占企業の典型であるかのように報道されているが、「Open Innovation」の語は、Microsoftの自社説明に予ねてより用いられている。Microsoft Web Page の「Innovation 」の項には、次のように述べている。

Microsoftは、大学、政府、他の諸企業とのパ-トナ-シップによって、全ての人々の利便を増進する先端技術を開発しつつある。」

Microsoftは、北京、ケンブリッジ、バンガロ-、レッドモンド、サンフランシスコ、シイコンバレ-のラボにおいて、長期のわたるオ-プンなコラボレ-ションをコンピュ-タ研究開発に傾注してきた。」(2008-13-21 Microsoft)

 ここで内閣知財戦略本部資料(2008-3-13)の「米国のオ-プンイノベ-ション状況」の項を考察する。

1.        多業種にわたるオ-プンイノベ-ションの推進について

1-1        内閣知財本部資料〔SANARI PATENT要約:以下同〕

1-1-1        米国はオ-プンイノベ-ションを早期に実行している。情報通信、一般消費財、化学、製薬等の様々な業種においてグロ-バルな観点からオ-プンイノベ-ションに向けた取組が拡大し、国際競争力の源泉になっている。

1-1-2        例えば、一般消費者財メ―カが、知財仲介事業者を活用しつつ、個人、ベンチャ-、大学、公的研究機関等の様々なアイディアや技術を多くの製品開発に活用することにより、研究開発の生産性が60%向上し、イノベ-ションの成功率が2倍以上に拡大したとされている。(SANARI PATENT 注:%の数値の示し方は、形容詞的に理解するほかないが、算式があるなら注記すべきである)

1-1-3        また情報通信の企業が、OSS開発の自主コミュニティに自社知的財産を寄付し、他社を巻き込んだ開発を促すことにより市場を拡大している。

1-1-4        情報通信の他の企業は、自社リソ-スを中核的技術に集中し、周辺技術の知的財産を開放して他企業の利用と開発により中核技術の需要を拡大し、収益を向上するビジネスモデルを構築している。

1-2               SANARI PATENT考察

  オ-プンイノベ-ションの「オ-プン」の意味が曖昧である。オ-プンソフトウェアの場合は、ソフトウェアの特許性との関係で、ソフトウェア特許権のオ-プン化(開放・非独占)として明確であるが、イノベ-ションそのものには独占性がない。「パテント・オ-プン・イノベ-ション」と呼称し、「パテント・クロ-ズド・イノベ-ション」と対置する方がよい。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

Open InnovationMicrosoft、北京、ケンブリッジ、バンガロ-

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