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2008年3月 9日 (日)

KDDI Comments on NGN

KDDI Comments on NGN:次世代ネットワ-ク接続に関するKDDIの意見(2008-3-6 総務省発表)

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ 各国特許審査の新たな取組(3/9)

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ ハ-ド・ソフト・ブランド融合コンテンツ(3/8)

  NTTのコメントについては、2008-3-8記事ご参照。

1.        KDDIの標記意見〔SANARI PATENT要約〕

1-1        NTT東西の次世代ネットワ-クについて: ボトルネック設備である固定系加入者回線と一体として設置されるNGNで提供されるサ-ビスが、加入電話のようにNTT東西に再び独占されることがないよう、接続条件の同等性等、公正競争条件が担保されることは必須であり、KDDIは、早急にNGNの接続ル―ルを整備する必要があると考える。(SANARI PATENT 注:「早急」について、NTT意見と対蹠的である)

1-2        同上電気通信審議会案について: 競争事業者が、NGNを利用して創意工夫を活かした多様なサ-ビスを遅滞なく提供可能な環境を整備することは、公正競争の確保や利用者利便向上のため重要な課題であるとの認識のもとに、接続ル―ルが整備されることは、わが国の情報通信産業の健全な発展のため極めて重要である。

1-3        接続の応諾義務および第1種指定電気通信設備制度について: ボトルネック設備である固定系加入者回線と一体として設置されるNGNは、競争事業者の事業展開上不可欠であり、利用者の利便確保の見地からも、当該ネットワ-ク利用の確保が不可欠であることから、その接続条件は、競争の促進と利用者利便増進のため極めて重要である。NTT東西は、接続において圧倒的に優位な立場に立ち得ることから、事業者間協議により合理的な条件で合意することが期待しにくい構造になっている。従って、第一種指定電気通信設備制度(ボトルネック設備に着目した特別な接続ル―ル)をNTT東西に対して追加的に適用することは、極めて重要な措置である。

1-4        第一種指定電気通信設備の指定の考え方について: 全加入者回線の過半数を占める加入者回線を設置する事業者が加入者回線と一体として設置するネットワ-クは、過半数の加入者へのアクセスを独占していると捉えることが可能、との認識のもとに、ボトルネック設備に着目した特別な接続ル―ルを適用することは、NTT東西が加入者へのアクセスを独占し、市場支配力を保持している実態を踏まえた適切な措置である。

1-5        次世代ネットワ-クにおけるNTT東西の扱いについて: NTT東西は、独占時代に国民負担で敷設した線路敷設基盤(局舎、管路、電柱など)を有する。これらは電気通信事業に必要不可欠なボトルネック設備である。ボトルネック設備である固定系加入者回線と一体として設置されるNTT東西のNGN自体もまた、同じ線路敷設基盤を用いて構築される。従って、NGNは第一種指定電気通信設備に指定することが必要である。

2.        SANARI PATENT所見

NGNの機能は今後段階的に発展してゆくから、必要となるNTT東西のNGNとの全ての接続形態を現時点で予め提示することは不可能である。現時点で具体的なサ-ビス提供形態等が明確でない機能や、現在実装されていない機能であっても、今後の技術革新やサ-ビス競争の進展等の環境変化に応じて適時適切に措置する、という電気通信審議会案の方向性が妥当であり、KDDIもこれに賛意を表していると解する。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

KDDINGNNTT東西、情報通信事業者、次世代ネットワ-ク

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