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2008年3月20日 (木)

Intellectual Property Business By Custom

Intellectual Property Business By Custom:過去最高・税関差止めの輸入知財侵害物件数:2万件超・385億円・内閣知財戦略本部に財務省報告(2008-3-13)

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ 武田薬品工業・長谷川関史社長(内閣知財戦略本部員)意見(2008-3-20)

1.        財務省が内閣知財戦略本部で説明(2008-3-13)

1-1        輸入知財侵害物品の税関差止め件数が、平成19年に初めて2万件を超え、過去最高となった。対前年15.7%増の22,661件である。

1-2        一件当たりの平均差止め点数は46点(前年50点)で、知財侵害物品の輸入の小口化が進んでいるが、インタ-ネット注文を通じて郵便物等により少量の知財侵害物品を輸入する手口が多く用いられていることも、その原因である。

1-3        知財侵害物品の中国からの輸入は、前年対比・件数で70.7%増、点数で53.5%増、過去最大となった。輸入知財侵害物品全体に占める割合でも中国は、件数で71.1%、点数で66.8%を占める。

1-4        中国からの輸入の増加は日米欧共通で、中国の輸出拡大に伴い、知財侵害物品の輸出も増加した。

1-5        一方、韓国からの輸入知財侵害物品については、差止め件数が全年対比で48.1%減、点数は57.0%減である。韓国税関が仁川空港等において輸出の取締りを強化している。

1-6        差止め点数を品目別に見ると、知財侵害医薬品が9万7千点で、前年の4千点から大幅に増加している。平成18年以降、複数の権利者から医薬品に関する輸入差止め申立てを受理し取締りを強化したことが上記大幅増をもたらした。

1-7        平成19年の知財侵害物品発出国別の件数比は、中国71.1%(1-3)、韓国20.0%、香港3.2%、タイ2.5%、フィリピン2.1%である。

1-8        知的財産権別では、商標権が98.8%、著作権0.9%、意匠権0.2%、特許権0.1%である。バッグ類等に付された著名ブランドなど商標権侵害物件が22,447件、キャラクタ-グッズやDVDなど著作権侵害物件が214件である。

1-9        品目別には、バッグ類59.6%、衣類9.3%、キ-ケ-ス類8.7%、時計類6.0%、靴類4.0%である。

2.        SANARI PATENT所見

上記から、日本人の「海外ブランド偏好」と「安価指向」(ブランド真正品と見えれば満足)の並存が、知財侵害物品件数・点数増加の主原因と考えられる。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

Custom、知財侵害物品、税関、中国、韓国、タイ、香港

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