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2008年3月 5日 (水)

Global Development System of ASTELLAS

Global Development System of ASTELLAS:アステラス製薬が米国にグロ-バル開発機能本社を設立

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ WIPO vs.WTO

別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ SHARP Releases New Recorder

1.        Contrasting IP Policies for IT & Pharmacy 特許制度改革対応の2極:IT産業と製薬産業 

    日米ともに、特許制度の在り方が国を挙げて議論されているが、日米共通の課題は、産業分野別の特異性に基づく特許制度改革対応の相違である。その最も顕著な事例がIT産業と製薬産業であるが、企業としては、制度の動向を先取りする現実行動が先ず重要である。

  その行動事例をアステラス製薬のグロ-バル開発機能本社設立(2008-3-4発表)に見ることとする。

2.        アステラス製薬の「グロ-バル経営体制強化およびグロ-バル開発機能本社設立」発表(SANARI PATENT要約)

2-1        アステラス製薬は、世界の医薬品市場における競争力強化のため、グロ-バル経営体制を改定すると共に、グロ-バル開発本社機能を有する新会社として、米国イリノイ州に、Astellas Pharma Global Development Inc. を設立することを決定した。

2-2        アステラス製薬は現在、日本、米国、欧州、アジアに拠点を有する。2008年3月期の海外売上高比率は50%を超える見込みであり、今後もこの比率は高まる。日本での基盤を維持しつつ欧米・アジアでの事業を拡大するには、迅速かつ的確な意思決定を可能とする最適なグロ-バルマネジメント体制を構築する必要がある。

2-3        すなわち、研究開発技術部門については、各機能をベ-スとしてグロ-バルに、営業・スタフ部門については日米欧亜の地域ごとにマネジメントを行うマトリクスマネジメント体制を強化する。その一環として、マネジメント部門については、機能をベ-スとして各本社機能を、グロ-バルな視野から最適な地域に配置する。

2-4        現在の経営会議と製品戦略会議を廃止し、グロ-バルビジネス案件に関して意思決定する「グロ-バル経営会議」と、日本法人として財務経理および経営管理に関する重要案件を審議決定する「財務経営会議」を設置する。

2-5        新設するグロ-バル開発機能本社の概要は次の通りである。

2-5-1        社名: Astellas Pharma Global Development Inc.

2-5-2        事業開始日: 2008-4

2-5-3        本社:: 米国イリノイ州ディアフィ-ルド

2-5-4        代表者: Steven Ryder, M.D.(内分泌・代謝性疾患の臨床が専門)

2-5-5        事業内容: 

2-5-5-1 グロ-バル開発戦略の策定

2-5-5-2 グロ-バル臨床開発機能の統括

3.        SANARI PATENT所見

  2-5-5-2に「臨床開発機能の統括」とあるが、「前臨床試験」(毒性試験等)についてはどのような計画か、関心が持たれる。(佐成重範弁理士は政府関連のJFDA「食品薬品安全センタ-」に常勤監査役として勤務したので)。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

アステラス製薬、ASTELLASJFDA、イリノイ州、食品薬品安全センタ-

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