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2008年3月28日 (金)

Cultivation of Talents in Intellectual Property

Cultivation of Talents in Intellectual Property Fields:学校教育における知的財産創出人材の育成(高校数学教科書の検定結果:2008-3-25公表)

弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT

別サイト http://sanaripatent.blogspot.com/ JST・機能性材料の研究発表会(2008-3-28記事)

  「次世代の科学技術を担う人材の裾野の拡大」は、第3期科学技術基本計画が重点指向し、平成20年度内閣知財計画においても強調される項目であるが、その関連施策の現況を見る。

1.        高校高学年向け数学教科書検定

1-1        来春から使用される高校高学年用の教科書検定結果を、文部科学省が公表した(2008-3-25)。数学Ⅲでは、学習指導要領の範囲外の内容を大幅に増やすなどした教科書が増加した。Mainichi.comyomiuri.comは、いずれも「脱ゆとり」の一環として報道し、「時代を反映した内容」が見られると評価しているが、過去の入試問題を基にした演習問題が新設されるなど、入試参考書化か、と評する向きもある。

1-2        内閣知財戦略本部が強調するコンテンツ関係で、現代文教科書に「萌え」が登場し、「アニメやゲ-ムなどのキャラクタ-に対する深い思い入れ、興味」と注釈され、コスプレ(コスチュ-ムプレ-)の写真が掲載されるなど、知財専門家が新用語に追いつくにも努力を要する。

2.        財団法人・情報処理教育研修助成財団のMy Town Mapコンク-ル事業

2-1        総務、外務、文部科学、経済産業、国土交通等の各省の後援と全国中学校長会等の協力により、1994年来、毎年実施されている。情報通信技術の充実・活用が、地域間の時間と距離を小さくし、学校教育、地域活動の基盤を構築する必須のアイテムになっているという認識のもとに、富士通等も協賛して実施されてきた。

2-2        本年は3月1日に日本科学未来館において、内閣総理大臣賞が兵庫・豊岡の新田小学校コウノトリ観察隊に贈られたほか、日本科学未来館館長賞が、鎌倉女学院・土曜講座「情報A」に贈られるなど、各省大臣賞等が初等中等教育校の情報・地域連携事業に対して贈られた。

3.SANARI PATENT所見

3-1 第3期科学技術基本計画の「次代の科学技術を担う人材の裾野の拡大」は、「子ども」という用語を用いているが、曖昧な表現である。その内容を要約する。

3-1-1 知的好奇心に溢れた子どもの育成: 理科や数学が好きな子どもの裾野を広げ、知的好奇心に溢れた子どもを育成するには、初等中等教育段階から、子どもが科学技術に親しみ、学ぶ環境を形成する必要がある。

3-1-2 このため、優れた研究者等が学校に出向いて子どもや親に語るなど、研究者等の顔がが子どもに見える機会を拡大すると共に、観察・実験等の対して体験的・問題解決的学習の機会を充実する。子どもが分かり易いデジタル教材・番組の開発・提供を進めると共に、様々な主体による科学技術コンテスト等の開催を促進する。(SANARI PATENT 注:コンテストについて上記2-2参照)

3-1-3 高度・先端的な内容の理科、数学、技術等の教科を分かり易く教え、魅力ある授業を行うことができる教員を養成する。

3-2 上記3-1-2の実践としては、例えば鎌倉女学院は今年1月23日、早稲田大学の庄子習一教授を招き、高校1年生が「マイクロナノテクノロジ-が開く新しいバイオ研究」について聴講した。

(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)

Talent、教科書検定、コスプレ、萌え、数学

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