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2007年8月 2日 (木)

Public Comment for Bio Cluster Strategy in KYUUSYUU: パブコメ、明日3日が送信期限(九州経済産業局あて)

Bio Industry Products Include “Life Originated Products” and “Products for Life”  バイオ製品には「生物に由来する製品」と「生物が摂取する製品」の両分野を含む

弁理士 佐成 重範(Web検索SANARI PATENT

(この記事に対する修正ご要求は、patent@sanari.nameにメ-ル下さい)

  九州経済産業局が「九州地域バイオクラスタ-戦略ビジョン案」を策定し(内容はJuly 7 記事)、パブリックコメントを求めいる。

  SANARI PATENTは、既に意見様式に従い、下記意見を送信済みであるが、意見の理由を若干補足する。

  九州地域バイオクラスタ-を構想するためには先ず、九州地域のバイオ産業基盤の特性を明確に認識することが必要であるが、さらにそのためには、バイオ産業の内容をどのように理解するか、確認しなければならない。

  九州経済産業局の案には「バイオ産業」の定義はないが、食品・医薬品を中心として、いわゆるバイオインダストリ-全般を含むものと解される。

  SANARI PATENTの分類では、バイオ製品は「生物に由来する製品」(大豆等を原料とするバイオエタノ-ル、遺伝子組換食品など、生物を原料とする製品、および、微生物を用いて採集する希少元素など、生物の機能を利用して生産される製品)と、「生物が摂取する製品」(化学合成による医薬品、タンパク質食品など)に2分する。

  九州地域は、かつてはわが国エネルギ-の太宗であった国産石炭の半ばを産出し、石炭系有機合成化学の発祥地のひとつであり、医薬品合成の基盤を備えてきた。

  また四囲の海域・海流、亜熱帯森林資源、温泉資源などにより、著しく生物多様性に富み、遺伝子資源を含めて、生物由来製品の有利な自然基盤をもつ。

  さらに沖縄と一体的に考えれば、例えば、明星食品が九州(飯塚)で「沖縄そば」の大規模生産をしているように(SANARI PATENT 注:テレビ東京「ガイヤの夜明け」2007-7-31が放映)、沖縄の資源特性をも活用できる。宮崎マンゴ、明太子、あまおう等の九州地域内名産は、全国の産地直送品人気の波に乗って拡販中と伝えられる。

  下記は、このような見地から、パブコメしたものである。

   記 (以下、募集の様式による)

1.        該当箇所 

1-1 「1-4 九州地域の地理的特徴」

1-2 「参考資料149ペ-ジの人材活用」

2.        意見

2-1        標題を「1-4 九州地域の地理的(自然的)・歴史的特徴」と改め、「交通インフラ」に限定した記述を拡充して、「石炭産業から派生した有機合成化学のフザインケミカル化」、「金銀等鉱山開発による多様な希少元素資源の活用」、「温泉源・森林源等による生物遺伝資源・天然型単糖類等の多様性」、「海域の水温、生息・回遊生物の多様性」、「内陸・沿岸を含む微生物分布の多様性」、「明治維新に先立つ西欧医学・東洋医学との交流」、「軍事・地下労働にに伴う医療発達の必然性」などを九州地域バイオクラスタ-戦略の基盤として示すと共に、「東京からの情報の遅れなどは、九州のデメリットである」という記述を、「先端的情報通信インフラの高度の発達・整備により、国内およびグロ-バルな情報の流通は、九州地域のメリットである」と、記述を逆転する。さらに、「沖縄との地理的・歴史的関係に言及し、特にバイオマス、バイオエネルギ-産業の振興を強調する。

2-2        「地元弁理士・弁護士との連携」を、「地元弁理士・弁護士と連携すると共に、例えば、日本弁理士会・バイオ研究部(所属弁理士約150名)のバイオ各先端分野にわたる知見を、インタ-ネット交信を含めて活用する」とし、専門性を強調する。

3.        理由

3-1  従来、局地的なバイオクラスタ-は、他の地域でも構想されてきたが、九州地域バイオクラスタ-戦略ビジョン案の広域性・先駆性にかんがみ、冒頭に、九州地域バイオクラスタ-戦略ビジョン案の地理的・歴史的必然性を内外に宣明することが適切と考えられる。

3-2  バイオ産業の分野の多様性と先端性にかんがみ、バイオ知財専門家グル-プとの連携体制を内外にわたり構築することを先行すべきである。

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